姫華………


「慰めて欲しそうな顔。心配しないで姫華が居るから。」


チュッ


「…………。」


玲以外とキス。


「ん…、あ…。」


あ……

玲じゃ無い。



「カナタ大好き!!!」



俺に抱きついてくる姫華。


匂いが玲じゃない……

気持ち悪い。


バタン




「………ん。」


『奏汰……大丈夫?』


………玲?


『頑張りすぎだよ……。でも仕事は減らしちゃダメ!!ファンに心配かけるから。』


玲だ………

仕事にうるさいけどちゃんと気をかけてくれてる。


玲、本当は別れたくない………

玲じゃなきゃ無理だ。


「……大好きだ、よ。」


「へ?姫華も!!!カナ、タ…



「……………玲。



一生、愛し、てる。」