「あら、稚亜ちゃん。
おはよう。」


ご飯を善そいながら、
稚亜に目を向け挨拶してする、母さん。


「おはようございます。」


稚亜はえらいんだ。


「おはよう、稚亜ちゃん。」


見ていた新聞から顔を上げ、
稚亜の存在に気付いた、父さん。


俺の父さん、達希。


「おはようございます、達希さん。」


稚亜は笑顔で俺の両親と挨拶を交わす。