「まず、
あなたが聞きたいことは何かしら?」
『えっと・・・。』
そんな急にいわれても・・・。
「そうね~ないなら、
なぜあなたが、綾部なのに
滝塚財閥のご令嬢なのか教えてあげる。」
『お願いします。』
「あなたは、
もともと滝塚財閥の子なのよ。」
その一言で、
その一言の言葉で、
私の心に、
大きな穴があいた。
『どういうことですかッ??!!
そんなッ!だって、えっ??!』
「どういうことも、
こういうことよ。
あなたのお父様、
綾部 卓【あやべ すぐる】は、
あなたを義理の父親なの。。。」
そんな・・・
あのお父さんが・・・。
本当のお父さんじゃないなんて・・・・。
「まぁ、驚くのも無理ないわよねw
あらッ、、、なんでそんなことしってるの?
みたいな顔してるわね。」
そりゃあなるでしょうよ。
だって、、、
「理由は、
私も滝塚財閥の令嬢だったからよ。
あんたのお姉ちゃんね。
まぁ、今は結婚して桜塚だけどねww」
ハァッ!!!???
お姉ちゃんってッ!????
「校長・・・。
もうそろそろ本題に・・・。」
「そうだったわ。
いい?
ちゃんとお聞きなさい。
あなたがどうして、
綾部家に引き取られたかの話よ。」
校長先生の目が
真剣な目になる。。。