「よし。
ひとまず
今日のビラ配りは、
これで、
終了にするぞッ!!!」



龍遜寺弟は、
ビラを屋上から、
ばら撒いていた手を止めて、
大きな声で、
校庭で
ビラ配りをしていた
私達に、
聞こえるように言った。



『・・・・・・はぁ。』


「どうしたんですか?」


『ええと・・・
結局、
秋流野総司は
手伝ってくんなかった・・・。』


「そうですね。
きっと、
ナンパでも
しているんでしょう。」


『そうなの?
まぁ、
どうでもいいけど・・・。』


「それにしても、
屋上から
一人だけで
ばら撒くなんて、
ずるい子だねぇVvv
大和は・・・Vvv」



なんか、
このところ、
立花くんが、
キャラが黒い・・・。



「まぁまぁ、
そういうこと言うなって。
明日、
俺達が屋上から、
やればいいじゃんか。」



と、
武天くんが、
なだめている。


てか、
ほんとに、
秋流野総司は、
どこにいったんだろう・・・。