隣の部屋に入るなり、
私は鍵をガチャッとかけた。

だって、
着替えてる途中で、
入ってこられたら困るもん。

まぁ、
鍵をかけても、
入ってきそうな人が、
2名ほどいるけど。。。

まぁ、
いわなくても、
わかると思うけど、
宮川くんと立花くんだよ・・・。


この部屋には、
なぜか
大きなベットが置いてある。

大きなベットに近寄り
袋を逆さまにして、
ベットの上に
バッサバッサと
逆さのまま揺らして
服を取り出す。

むしろ、
落とすだが・・・。



『うっ・・・
何これ・・・。

チョ-可愛いんですけど。
さすが、
有名デザイナー・・・。』



白いワイシャツに、
赤いベスト。
赤と白のチェックが入っていて、
黒いレースがついている
ピンクのスカート。

と、
パサッと何か
手紙のようなものが落ちた。



『何だこれ・・・。』



カサカサと、
封筒を開き、
中の手紙を確認する。