「おい。
奴隷。。。」


『奴隷じゃない。』


「じゃぁ、
下僕。。。」



じゃぁって、
何だしッ!!!!



『そろそろ、
怒るよ?』


「・・・・・・。」



あぁ、
黙っちゃった。

今、
お昼を食べ終わり、
皆で、
一休み。

宮川くんと、
立花くんは、
ぅん・・・・
ナンパしてるょ・・・。

んで、
今ココに残ってるのが、
禅宝寺くんと、
龍遜寺弟。


禅宝寺くんは、
ずっと本読んでて、
見向きもしないし、

龍遜寺弟ゎ、
私が黙らせちゃったから、
とっても、
気まずいょ・・・。



「なぁ。」


『ぅへぇいッ!!!
な、何?』



いきなり、
禅宝寺くんが、
話し掛けてきた。



「本。
貸してやる。」



そういって、
本を渡してきた。



『いいの?』


「暇なんだろ?」


『うん。
ありがとう。
禅宝寺くん!』


「零夜でいい・・・。
それと読み終わったら、
図書室に返しておけ。」



その為か・・・。
自分が、
返しに行くのが、
めんどくさいから・・・。

と、
ふと、
本をパラパラとめくる。


・・・・・・あれッ?


・・・・・・・・・・・・男の指が、
思わず女の細い曲線をなぞる・・・・。

女のか細い声が、
部屋に響き始めた・・・。

女の、、、


ってえぇッ?!!!



「顔、まっか。」



と、
必死に笑いを堪える、
零夜くん。



『な、何これッ?!』


「官能小説。」



と、
チャイムの音。


チャイムが聞こえると同時に、
逃げるように零夜くんゎ、
去っていった・・・。

てか、
この本、
持って行ってよッ!!!!