「どうしたの?
綾部さん。。。

もしかして、
怒っちゃッ・・・うわッ!!!!

危ないじゃないですか。
綾部・・・・さん?」



私は、
下を向いているので、
多分表情はみえない。


むしろ、
前髪が邪魔で見えないだろう。



『・・・・・・・・。』



間一髪のところで、
私の蹴りを避けた宮川くんだが、
そうとうビビッているハズ。。。。



「コイツ、
ないてんじゃねぇの?」



と、
中学生のような、
冷やかしを龍遜寺弟が、
してきたが、、、



『・・・・・・・うっせぇんだよ。

黙ってろ。。。。』



前髪の隙間から、
ギロッと、
ひと睨みをして、
女子とは思えないほど、
低い声で言う。

それを聞いて、
ビクッっと皆が、
肩をならした。



「綾部・・・・さん・・・・。」



宮川くんは、
冷や汗をだらだらと、
流して、許しをこう。。。


そんなことじゃ、
許さないけどねww



『ねぇ・・・・。
よくも、
だましてくれたな・・・オイッ(^ー^#)』



3分後、
学園中に、
宮川くんの断末魔が、
聞こえたのは、
言うまでもなく、

Kingの評価を、
最高値まで上げたのは、
言うまでもなかった。



こんな女は、
あったことが、
なかったらしい。