+++放課後+++



『・・・・・・・・。
いやッ・・・あのさぁ。

せめて、
もっとなんか普通に迎えにこない?』


「いやぁ~。
僕達は、
氷華【ひょうか】劇団の、
練習だったもので。」




どこの、
劇団ですか?

氷華って。。。



『それ、
どうみても、
宝○の男役の服じゃん。』


「俺様の格好が気にいらねぇのか?

我儘なやつだなぁ~。はぁ。」



なんで、
ため息ついたのッ?!

ため息つきたいのは、
こっちなんですけど~!!



『何でも、
いいから。

その目立つ格好しないでくれる?』



だって、
目の前に、
大きな羽をいっぱい背負った人が、
いるんだよ?

嫌じゃん、なんか。

しかも、
無駄にキラキラしてんだよ?

まぁ、
女の子達は、
黄色い声あげてるけどね。



「別にいいだろッ!
この方が、
Kingの俺様に似合うだろッ。」


『・・・・・ナルシスト。』


「んだとッ!
事実を言ったまでだッ!!!」


「はいはい。
わかったから、
そこで、
喧嘩しないでください。

僕らも、
Kingの部屋にいったら、
着替えますから、
大丈夫ですよ。

それじゃぁ、
いきましょうか。」



いや、
部屋で着替えても、、、

私が、
着替えてほしいのは、
今なのに・・・。

まぁ、
いっかッww