「君の名前は?
さっきから、
ずっと思ってたんだけど、
もしかして、噂の転校生さんかな?」


『噂のか、
どうかは知りませんが。
転校してきた、
綾部紗月っていいます。』



私が自己紹介をすると、
龍遜寺先生の弟が・・・



「お前が噂の転校生かッ??!!!

なら、放課後、
俺様の部屋にこいッ!!!」



いきなり何いってんだコイツはッ!!?

部屋にこいだと?
私は、
まだ自分の部屋にもいってないぞ。

だって、荷物は、
龍遜寺先生が持っていってくれたからww



『そんないきなりッ。
なんで、私があなたの部屋に
行かなくちゃいけないのッ??』



私が反論すると、
歓声があがった。。。



「そんなの、
庶民のお前で
遊ぶに決まってるだろう。

このごろ、
令嬢たちにも
飽きてきたところだったし、
庶民にも興味がある。

俺様が、
飽きるまで、お前で遊んでやるよ。」



遊んでやる?
全然うれしくないんですけど・・・。



『悪いけど、
私そういうことに興味ないんで。』



私は、あっさりと断る。

しかし・・・