「それじゃあ、
あなたのクラスだけど・・・。
って聞いてる?

ショックなのはわかるけど、
元気だしてちょうだい。」


『聞いてますよ。
はいッ。。。』


なんか内容が濃すぎて、
どうしてもボォーっとしちゃう。


「いいこと?
あなたのクラスは2年D組よ。」


『はい。』


と、ココで黙って聞いていた、
龍遜寺先生が口を開いた。


「大丈夫ですよ。綾部さん。
なんとかなりますってwww

ココはひとまず、
クラスに馴染むことにしよう。」


さわやか笑顔で
私に笑いかけてくれけど・・・

頭がどうしても、
違うことを考えしまう。


『・・・・・・・・・・。』


先生達は顔を見合わせた。


「やっぱり、
話さないほうが
よかったんじゃないですか?」


「いいえ。
今、このタイミングで話さなくちゃ
駄目なのよ。」


「その根拠は?」


「私の気分よ。」


なんて、テキトーな会話なんだろう。


『まぁ、とにかくわかりました。』


「あら、そう。
あッ。私のことは、椿姉さんって呼びなさい。
いいわね?私たちは姉妹なんだからww」



姉妹・・・・。
兄弟のいない私が、
どんなにあこがれた言葉か・・・。



「では、もうそろそろ、
HRの時間ですし。行きましょうか。」


『はいッ。』


ちょっと、元気でたかもしれない。