悠哉Side





別れちまったぁ〜…

まぁ自分から
言ったんだけど…

信じれんねーし



いやでも泣き顔
みられた…アハハ…




「おい〜人ん家きてにやけてんなよ(泣)俺なんか独り身なんだぞ↓↓」



俺はあの後
歩家に来た。なんか…
一人でいると
余計な事考えそうで。



「ばーか。俺も独り身だっつーの」



「……………へ?」


歩はポテチを食べる手を
とめた。




「冗談よしこさん〜」


「ふるっ!!うけねーし(笑)てか冗談じゃねぇよ?」




「……まぢでいってんの?」


「いきなり真顔になんなよっ(笑)まぢなんだよ…」



あれは現実。
海といたのもキスしたのも全部な。



「原因きいていいか?」


「まぁいいけどなげーぞ?(笑)」


「大歓迎ですよ」




………………………。



原因てゆうか
今まであった事を
話した。

途中ちょっと
声震えた。

情けね…




「海と実優が付き合ったら?」



"いんじゃね?応援するしかねぇだろ。"



なんてきれいごと
いえねんだよ。



「じゃまする。とことんな(笑)」


「ふっさすが悠哉だな。てかお前そろそろ髪染めねーか?♪」


「髪?金にすっかなー♪」


「耳の穴も増やすか★軟骨行くぞ〜♪」


「上等」




それから歩と
夜中まで髪染めたり
穴あけたり
酒飲んで愚痴ったり…



そんな事しても…
頭には実優の
泣き顔、笑顔、
照れた顔、おこった顔。



実優実優実優で
いっぱいだった。



今何してるんだろう…とか誰といるんだろう…とか

彼氏でもないのに
気になってしまう。



忘れられそうに
ないな…。

自分からふっといて
ばかみて…




そんな事を考えてたら
すぐに夢の中に
おちていった。