悠哉Side





びしょ濡れだ
服気持ちわりぃ…




「風呂入るか」



「おっおお風呂っ;;」



顔あけ…
ってか目真っ赤だ


一人にしたのは
超反省…
ちょっとキレてたからな。

とりあえず
仲直りしたい




「悠哉ぁ…ごめんね…」


「仲直りは後でな。風邪ひくから入るぞ?」


「うん…」


「本当泣き虫だなっ」


「泣いてないもん…てゆか…先に入って?」



「はいはいっ…」


「あっ!!電気つけないで…//」

「今更…」



とにかく寒みぃ…


ちょっとして実優が
入ってきた。


「寒いね…っ」



「おいで?」


明かりがなくても
わかる、真っ赤な実優の
顔。


後ろから抱きしめた。





「何で嘘ついた?」




「…悠哉に申し訳なくて…」

「ふ〜ん…」


「怒ってる…?」


「うん」


「…ごめんなさいッ…」




「また泣くし…お前どんだけ涙腺弱いわけ?」

くるって肩を回して
こっちを向かせた。



「海にあんまりちかずくな。あと二人きりになんねー事。俺はあと少しでバイトおわっから…」



「ん…」



「約束な。」



二人で小指を絡めた。



「信用してっからな?」



「うんっ…大好き悠哉っ…」


「俺も」




久しぶり?に
二人で甘い時間を
過ごした。



「仲直りの後は最高だなっ」



「えろ悠哉っ…////」



とりあえず…
仲直りした♪


もうけんかは当分
ないなと思っていた。


二人はまた
離れ離れになってしまう
なんて
思いもしなかった。