悠哉Side



くそ実優…っ


俺は走って海ん家に
向かった。


すげー雨……




着いた頃には
全身ずぶ濡れ…



玄関前に来た。




『離してっ…あたしは悠哉が好きなのっ…』



確かに実優の声が
聞こえた。



「実優っ!!!」




勢いよく開けたドア。




実優の手首を
掴んでる海


実優は固まってる…



「触ってんじゃねーよ」



「…。俺は諦めないからね?♪」



「手出したら殺すぞ…」



「ははっ…」



「かえるぞ」

「うん…」






実優を引っ張って
海家を出た。