「なぁ…ナギって好きな奴いるか?」

「…いるよ…」

「誰だよ…」

自分でもわかった…自分の声が震えていたのを…


「関係ない」

「関係無くねぇ!オレはお前が好きなんだ!」

「…え…」


やっと踏み出せた一歩はとても小さかったけど
確かに今、あの時から時間が流れていった

なぁ神様ナギは神様のくれたプレゼントなのか?

それでもいい…神様、ありがとう




第一章 完