「見せつけるって言ったらアレしかないでしょ!!」


「おっぱい。」

「そう!それ!」


「って、彩音は黙ってて!!」


即座に一言入れた彩音にノリツッコんでしまった忍だった。


「まぁまぁ、そんなに怒ること無いだろ?命さん何もして無いじゃないか。」


「………フンッ!」


何故かへそを曲げて、忍は横を向いた。


そこでようやく沙綺が、落ち着いたと思って近づいてきた。
そして、忍の肩に手を置いて励ました。


「落ち着けって忍!女は乳のデカさじゃねーんだからよ!あっはっはっは………あぁ?」


(あ…沙綺のバカ!)
(あちゃー沙綺ちゃん)
(馬鹿者が…)


透、彩音、月読は、怒りに肩を震わせている忍の元から、音を立てないようにその場を去った。