「ところで彩音、召喚するのって私が昨日部屋で話した奴でいい?」
忍は隣に座って足をぷらぷらさせている彩音に話しかけた。
彩音は口に指を当てて空を見ながら答えた。
「ん〜とねぇ、彩音は久しぶりにお姉ちゃんに頼もうかなって思うの!」
(ん?彩音のお姉ちゃんは忍だろ!?他には姉弟居ないって聞いてたぞ?)
透は不思議そうな顔で様子を見ていた。
「い!?まさか、月姉!?」
いつもクールな忍がおののいている。透は何かあるなと感じた。
「誰だよその人?どんな奴だ?」
透が聞くと、顔をクルッと向けて彩音が答えた。
「とっても妖に詳しくて、戦うのが強くって、すっごく綺麗なんだよ!」
「ん?召喚獣なのに話ができるのか?」
その問いかけに忍が答えた。
「月姉は特殊なのよ。契約してなくても召喚出来るのよ。
千年以上生きていて、すでに精霊化した妖…。
私が知ってる中で唯一、最初から人間の味方の妖なの。」
「何だよ変な話だな。契約してなくても召喚出来るのは何故だ?」
透は話がさっぱり見えなくて頭を掻いた。
忍は隣に座って足をぷらぷらさせている彩音に話しかけた。
彩音は口に指を当てて空を見ながら答えた。
「ん〜とねぇ、彩音は久しぶりにお姉ちゃんに頼もうかなって思うの!」
(ん?彩音のお姉ちゃんは忍だろ!?他には姉弟居ないって聞いてたぞ?)
透は不思議そうな顔で様子を見ていた。
「い!?まさか、月姉!?」
いつもクールな忍がおののいている。透は何かあるなと感じた。
「誰だよその人?どんな奴だ?」
透が聞くと、顔をクルッと向けて彩音が答えた。
「とっても妖に詳しくて、戦うのが強くって、すっごく綺麗なんだよ!」
「ん?召喚獣なのに話ができるのか?」
その問いかけに忍が答えた。
「月姉は特殊なのよ。契約してなくても召喚出来るのよ。
千年以上生きていて、すでに精霊化した妖…。
私が知ってる中で唯一、最初から人間の味方の妖なの。」
「何だよ変な話だな。契約してなくても召喚出来るのは何故だ?」
透は話がさっぱり見えなくて頭を掻いた。