「キャ―――――ッ!!」

女子が一斉に叫んだ!!

「圭人――!!なんで―!?」

「…いろいろねぇ〜♪」

女子の目が…
ハ―トに…

何か…悲しい。

「花沢・龍騎ですっ!
よろしく〜♪」

「キャ―――!!
龍騎――――!!」

…リュウキ?
龍騎って沙也加が好きな…


そう思いチラッと見ると
沙也加がヤバい。

デレデレしてる―――!!

「青木・和真[アオキ・カズマ]
だよ〜♪
よろしくねぇ☆」

この人は…
やんちゃ系の人だなぁ。
確か…
この人もangelheartの人
だよね…

あたしが、そう考えていた。

「ああぁぁ――っ!!
圭人っ!あれ!あれ!この前の
可愛い子ちゃ―ん♪」

龍騎があたしを指差して
はしゃいでいる。


おい、おい!
指さすなよ‥
失礼でわ?

あたしは1人思っていた。

まぁ…
それは、いいや。

「お―♪流南ぢゃ―ん☆」

圭人が、あたしに笑顔で
答える。

「あっ…圭人☆」

あたし達が、話している
のを女子はガン見…

怖いですね…

「なんだ、お前等知り合いか!?
んじゃあ…
愛川は荒木の隣な!」

「…はい!」

圭人は、あたしの隣に
決定しました。

「えぇ〜
なんでなのぉ〜?」

女子は、反対している。
そりゃ当たり前だよね
あたし何かの隣だもんね。

でも、ここからが…
問題だと思うんだよねぇ。

「花沢は…」

先生が言った途端に…

「はい、は〜い!
あたしがいいで―す!!」

大声で手を挙げたのは…
沙也加だった。

「あたしも隣来てほし〜い!」

次々と手を挙げる。

「はい、早かった桜井の
隣に…花沢!!」

先生はそう言うと…
沙也加はニヤケた。

「桜井沙也加です!!」

ニッコリ笑顔で紹介。

「よろしくね、沙也加♪」

龍騎が言うと…

「さ…さ…沙也加!?
沙也加って言った…?」

バタッ

沙也加がその場に
ぶっ倒れた。