だけど

この文化祭は行かないわけには
いかない。

私を必要としてくれた後輩の誘いを断るわけには行かないし、

なにより

先輩たちにも

学校の先生たちにも

ちゃんと知らせないといけない。


だから

私は文化祭に行くことにした。

そう
文化祭の日であり、私の誕生日である

その日には

私の大好きな花が咲く時期で

あの香りが街に漂い始める日・・・。