「あ!!

ならさ、崎美君も
ピッチャーだけじゃなく、
バッティングも
頑張ってみてよっ!」

「お前…
簡単に言うなよ…」

「でも誰かと約束したら
やる気になるでしょ?

そうだな~…。

決勝戦でホームラン!
なんてどう?」

「ホームランって…」

「いいの!
崎美君なら絶対
できるから!」

「…まずは明日の
準決勝に勝たねえとな」

「うん!!」






















最初はポカンとしてた
崎美君だったけど、



最後には自信のある
微笑みを見せてくれた。


















さあて、あたしも
頑張らないと!










あたしはもう
野球部の一員
なんだから!!