「おっす!茜!」

「渉太おはよ!
美紅とはどう?」

「おかげさまで
ラブラブだっつーの」

「きも~」

「んだと!?」

















あの遊園地の日から数日。







あたしは渉太とも
美紅とも普通に
話せるようになっていた。















これももしかしたら
崎美君のおかげ
なのかもしれない…















って!

違う違う!!







崎美君はあたしの中では
いじられキャラ
なんだから…





「あ、愁だ」

「ええっ!?」

「茜何びびってんだよ」

「え、いや、なんも…」