「それじゃあ…っ!」 「ああ…。 世話よろしくな」 そう言って愁は あたしにキスをした。 久しぶりのキス…! 愁からのまさかの 不意打ちに あたしは固まってしまう。 「やられっぱなしは ムカつくからな」 この時の愁の笑顔は まさに太陽のようだった。 久しぶりに見た 愁の輝いた笑顔に あたしは恥ずかしさも 忘れるのだった。