「そんなこと…!」

「本当に自分勝手なのは
十分わかってる!
だけど…」

「どうして…
そんなこと言うの!?」

「え…」

「愁があたしを好きだと
迷惑かけるだとか、

愁があたしの側から
いなくなることが
あたしの幸せだとか…



なんでそんな風に
思うの?



あたしは愁と
一緒にいる時が
一番楽しいよ!

病気が何だっていうの!?

愁のおかげで
あたし病院が
好きになった!
毎日授業が終わるのが
待ち遠しくて
仕方なかった!



あたしの幸せは
あたしが決めるもん!



あたしは愁に
側にいて欲しいよ…」