今でこそみんなと家族のように出来るけど、人見知りの激しいあたしは 出動はいつも怖さばかりが先だった。 「いないよ。」 青木くんはいつもの笑顔であたしの問いに答えて、あたしを彼女だと言ってはくれなかった。 青木くんはあたしの支え でも青木くんは、本当にあたしの体しか見てなかったんだね……… 「桃谷………」