「えっ?」 加勢?レンジャーは五人じゃないの? あたしが戸惑っていると、メンバーも困惑の声を出した。 「加勢って?」 「なにそれ」 「俺らだけじゃ足りないっつーのかよ」 博士はレンジャーの戸惑いを無視して、 「とりあえず紹介する」 と言った。 「ブラック」 博士がそう呼ぶと、黒いレンジャー服を着た男が部屋に入ってきた。