博士もまだ愚痴愚痴言いながら研究室に帰ってしまった。 「さて、あたしたちも寝よっか」 あたしはコップに残ったビールを飲み干すと、青木くんの方を見た。 「いや、 もうちょっと飲もうよ」 青木くんはあたしの肩に手を回して帰れないようにすると、隣の席に座った。