【林檎】
久し振りに帰ってきた地元…。
海の近くのこの土地は所謂観光名所になってる。
新鮮な魚介が売りのあたしの地元…。
「どっちだ!?」
「あっち!!」
「新幹線でくりゃあよかったじゃねぇかよ~…」
方向オンチに加えて土地勘もない虎君は道に迷いまくり…。
だからバイクはイヤだって言ったのに…。
身軽で来たかったから荷物は今日付けで実家に送った。
あたしの彼氏が来ることは…。
親は知らない…。
ごめんねお父さん、ふしだらな娘になって帰ってきちゃったよ…。
車なら3時間の距離をバイクで5時間も走った…。
やっと着いた実家では外でお母さんが花に水をあげてた。
「お母さん!!ただいま!!」
「林檎っ!?あなたその髪どうしたの!?」
「カワイイでしょ?」
「えぇ…。って!?そ、そちらの方は!?」
バイクから降りた虎君はヘルメットを外してお母さんにペコッと頭を下げた。
久し振りに帰ってきた地元…。
海の近くのこの土地は所謂観光名所になってる。
新鮮な魚介が売りのあたしの地元…。
「どっちだ!?」
「あっち!!」
「新幹線でくりゃあよかったじゃねぇかよ~…」
方向オンチに加えて土地勘もない虎君は道に迷いまくり…。
だからバイクはイヤだって言ったのに…。
身軽で来たかったから荷物は今日付けで実家に送った。
あたしの彼氏が来ることは…。
親は知らない…。
ごめんねお父さん、ふしだらな娘になって帰ってきちゃったよ…。
車なら3時間の距離をバイクで5時間も走った…。
やっと着いた実家では外でお母さんが花に水をあげてた。
「お母さん!!ただいま!!」
「林檎っ!?あなたその髪どうしたの!?」
「カワイイでしょ?」
「えぇ…。って!?そ、そちらの方は!?」
バイクから降りた虎君はヘルメットを外してお母さんにペコッと頭を下げた。