出て来るのは涙と虎君へのクレームばっかり。



そんなことが言いたいんじゃないのに口が暴走する…。



「はいはい…」



ずっとそう言って適当な返事をする虎君にイライラが爆発。



泣きながら虎君に今の気持ちを訴えた。



「わかったって…。いい加減うぜぇぞチビ」

「うわぁぁぁぁぁん!!」



それから記憶がない。



目が覚めたら家のベッドに寝てた。



隣には裸の虎君…。



あたしも…裸っ!?



「なんでっ!?痛っ…」

「でけぇ声出すなよ…」



虎君が家で寝てるっ…。



仕事はっ!?



ん?



今日は休みか…。



あぁ、頭が痛い…。



飲み過ぎたんだ…。



「なんで裸なの?」

「お前が仕掛けたんだろうが…」

「あたしがっ!?」

「『好きなら抱いてよ!!』ってさ。ドラマの見すぎだろ…」



あたし…どうかしてるわっ!!



絶対ストレスのせいで頭がおかしくなってる…。