そしてふたりでお風呂に入ってからソファでゴロゴロ。



マンガ読んでる虎君の膝の上にあたしが寝転がってるだけ。



構ってくれましぇ~ん。



好き、好き、好きぃ~!!



こっち向けぇ~い。



「視線がうるさい…」

「好き」

「知ってる」

「虎君は?」

「タダじゃ言わん」

「じゃあ払う。体で」



パタッと本を閉じた虎君の優しいキス…。



これ、極上に好き…。



「まさか林檎から誘われるとは思いもしなかった…」

「だって好きなんだもん。心臓キュ~ッてなってソワソワするの。『好き』って言わなきゃあたし死んじゃうかも」

「なんだソレ、やっべぇカワイイ…」



好きすぎて虎君しか見えなくなりそうだよ…。



体と心、全部虎君で満たしたい…。



「林檎…ちゃんと……好きだから…な?」

「んっ…」



このままずっと幸せの温かさに包まれてたい…。