どちらにしても、
地雷を踏んだモニカには、
その真相を語ってもらう
必要がある。


車を飛ばして、
アイツの部屋へむかう。

サタンにくれてやる訳に
いかない。

モニカが敵であっても
味方であっても・・・。



彼女の部屋を
ノック無しであける。


銃を構え奥に進む。


「何しにきたの。
落ち合うのは、明日でしょ。」

振り向き様、銃を構えれば、
シャワーの水滴を残したまま、
バスタオルを
胸元から巻いたモニカが
壁にもたれたっていた。


タバコをくわえ、
モニカのほうも、銃口を
俺の眉間に向け、
ロックオンしていた。


「気配を消していたか。
やれば出来るんじゃねーか。」

彼女に近づき、
頬を打ち、
煙草を飛ばす。


「何すんのよ?!」

険しい顔をしたモニカが
まくし立てる。


間伐おかずに、
手首をねじあげ、
背中にまわして、
壁に押し付けた。

バスタオルが解け
全裸となったモニカが
壁にたたきつけられ
呻き声と共に、
肺から息をもらした。


「だからなんなのよ?!」