俺はすぐにアンドロイドちゃんをお風呂に入れた。


もちろん、今夜のセッティングをするためにね。


俺のアパートは狭いが、家賃3万にしてはかなり綺麗で使いやすい。


そんなに散らかってない部屋を一通り片付けて、あとは彼女が上がるのを待つのみ。


俺は若かりし日の少年のようにドキドキしまくっていた。


あの無表情なアンドロイドちゃんが喘いで悶えてよがりまくってるところを妄想しながら。



「お風呂お先に失礼しました」


振り返ると、俺が貸したシャツとジャージを着たアンドロイドちゃん。


サイズが大きかったらしく、かなりブカブカだ。



そそるねぇ…



「こっち座っていいよ」



俺は自分の座っているソファの隣をポンポンたたきながら、にこやかに言った。



「それでは、お言葉に甘えて失礼します」



しずしずと座ったアンドロイドちゃんから、フワッと女の子独特のいい匂いが俺の鼻をくすぐった。