ミヤ君が口を開いた。

『てか、ヒロさぁ!そこまでされて嫌じゃないわけ!?別れちまえよ!』

「そうだよ!あんな女と付き合ってる意味がわかんないから!」

「だから俺ら、付き合い始めたときから反対してたじゃん!」


どうやら、ここにいる大多数は別れたほうがいいって意見みたいだ。


その時、ヒロが言いにくそうに口を開いた。

『…そうだけど。そりゃ。ストラップはめっちゃへこむけど…。でも…』


その言葉を聞いて勇樹が場を取り持つ。

『まぁな。でも…お前は好きなわけだ?だからさ、女の子にも聞いてみよ?普通さ、彼氏いても他の男といたりするのって、あんまり気にしないもんなの?』


明菜と真紀がそれぞれ話す。

『いや…ないっしょ。』

『うん…ないね。でも美穂は割と気にしないタイプかも。』


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