「ミヤ君、……ミヤ君の思ってる通りだよ。きっと考えてることは同じだよ?」 私はあえて直接的には言わなかった。 伝えたいことはたくさんある。 辛いときに傍にいてくれたことへの感謝。 些細な変化に気付いてくれたことの嬉しさ。 いつだって笑わせてくれた優しさ。 君に包まれたときの温もり。 ミヤ君が………好き。 でも、それは電話ではなく直接会って伝えたい。 きちんと顔を見て伝えたい。 .