「あの・・・・・さ」 「わかったぁぁぁ」 俺のか細い声と、玲奈の大きな声がリンクする。 「あ・・・会長・・・お疲れ様ですッ」 ドキンッ いつも、帰る前には笑顔でこう言ってくれる。 すごく嬉しいんだケド、 未だになれない。 「あたし、帰りますね?」 ニコッと微笑んで帰る準備をする玲奈。