「決めた。」

陽介・・・伝えたいコトはいっぱいあるよ。
でもね?

あたしが今、一番伝えたいコトは・・・


『陽介が好き。』

これが、今のあたしの一番の素直な気持ちだよ。

好き。
ただ、それだけなの。

あたしの気持ち、伝わるといいな・・・・


「い−じゃん♪」

隣にいる楓は、あたしのメッセージを見て納得した表情だった。


「ありがと。
何も悩む必要なんてなかったね。」

自分の気持ちをかくだけだったんだね。

楓、教えてくれてありがとう。

あたし、ちゃんと気持ち伝えるよ。

例え陽介があたしを好きじゃなくても、あたしは陽介が好きだカラ―・・・・