「あ、コレ可愛い・・・」

テーブルの上に広がった飾りカラいくつか選び、ガトーショコラを飾り付けた。

チラッ

何となく楓のほうを見ると、
『恋する乙女』の顔をしてチョコを飾っていた

か〜わいっ♪

「れ−な♪」

楓がご機嫌であたしを呼ぶ。

「ん?」

「じゃ−ん♪」

楓が見せたのは、メッセージカードだった。

「これ、使お−よ♪」

「楓〜!!いい考え♪」

楓カラ1枚受け取った。

「何にしよ−・・・」

「好きですってかいちゃえ♪」

ボッ

「んなッ?!」

自分でも顔が赤くなったのがわかった。

「あはは♪真っ赤だ、かわい−♪」

「んも〜!遊ばないでよ(汗)」