チュッ

なかなか泣き止まない玲奈の頬に俺はキスをおとした。


「あ、涙止まったね♪」

ニコッと笑ってかえす。

だケド、玲奈は口を開けたままで瞬きも忘れている。


そんな玲奈に続ける。


「兼、消毒だカラ。」

あの馬鹿がキスしたトコと、同じところにキスをした。

「しょう・・・・どく?」

俺の言ってる意味がわかるワケもなく、ハテナ顔の玲奈。


「あの、バカ会長のキスの♪」


「み・・・・見てたのッ?!」

少し玲奈の顔が赤くなる。