愁司なら、まだわかるケドな♪ 「あれ?玲奈ちゃんは?」 俺と玲奈が一緒に来ると思ったのか、 玲奈がいないコト疑問に思った。 「あぁ、玲奈なら――」 と俺が言い掛けたトキ バタンッ!! さっき俺が開けたトキよりも、大きな音が響いた。 驚いて後ろを振り返ると、 「はぁ・・・はぁ・・・」 息を切らした玲奈が立っていた。