「ごめんな?」

沈黙を先に破ったのは、俺だった。

「――え?」

玲奈の表情がかわる。

だってさ・・・・

「俺のせいであんなコト・・・・」


「よっ、陽亮のせいじゃないよ・・・・あたしが馴れ馴れしいカラ・・・」


ドクンッ

なぁ?
馴れ馴れしいって、何なんだ?

俺らの間には壁があるのか?

1年という名の年の壁が・・・・