ムカッ!!!

ついに、俺は我慢できなくなった。

ガシャンッ!!

フェンスを蹴りつける。

グイッ
右腕で玲奈の肩を抱く。玲奈の目カラは、涙があふれ出ていた。


「おめぇら何言ってんだよ!」

その場は一瞬にして静まる。

「玲奈は、この俺が認めて傍においた女だ!
文句のある奴はでてこいよ!」


し・・・・・・ん・・・

さっきの女たちの顔が引きつり、一気に青ざめていく。