「ゲームセット」

「キャ―――」

周りの女カラの大歓声。

正直に言いますとですね〜・・・


ウザイ。離れろ。

って感じ♪


俺は、玲奈1人いれば充分満足ですので。


あぁ・・・結果?
んなもん、言わなくてもわかるだろ?


・・・・・勝ちに決まってんだろ、バ――カ♪


ペコリと、相手に頭を下げベンチに戻り
急いで汗を拭い、階段を駆け上がって玲奈のもとに行く。


「れ・・・・玲奈!」

「陽亮!」

ダキッ!

玲奈の声は、俺の胸カラ聞こえた。

「勝ったぁ――」