「っしゃ、セ〜フ♪」 ドカッ ベンチに座り、ラケットを取り出してガットの調整をする。 玲奈・・・来てくれっかな〜? パッと顔を上げると、視界に玲奈の姿がうつった。 パアッ 俺の顔が一気に晴れる。 来てくれたんだ! 調整中のラケットをベンチに置いて、 玲奈のところに行く。 目の前の玲奈は、少し頬を赤く染めていて 何だかすごく可愛く感じた。