一樹が覗き込むと、晴喜はもう眠っていた。
 
どういう意味だろう。
 
最後の一言は、とても優しく、

しあし、こちらの反応を楽しんでいるような感じがした。
 
晴喜のそんな奇妙な態度が、一樹を不安にさせた。
 

何か、取り返しのつかない事が起こっているのではないか。