しかも執行史CPGが職務を放棄した場合、
待っているのは、死刑囚の受けるべき処分と、
同等のレベルの罰だという噂がある。
つまりは殺されるかもしれない、って事じゃないか……。
およそ、生きていく上でプラスになるものの得られない役目。
仕事をする時は、いつも頭の中で何かの感覚が麻痺しているようだった。
一樹は、まるでどこかに脳を置き忘れてしまったような……
…あるいは、体中が機械仕掛けだとして、
歯車の動きが急に鈍くなったような、
そんな感覚に襲われる。
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