「じゃあもうチェックしたから教室行け。」

「はいはい」

「浜田」

「なに?」

「目が何かパンダみたいだぞ?」

大波は意地悪な感じで言ってきた。

ムカッ。

「うるさいなあ。」

「お前は素のそのままでも十分可愛いのに。」

「なっ…なんだよそれ。意味わかんないから」

うちは顔が真っ赤になった。

抵抗するのが精一杯だ。

大波がうちの目を見ながら…

あんなこと言うから…

ず…ずるい!むかつく!

うちあんな奴に何ときめいてるんだろ…。