5時間目

音楽室で優と二人で作戦を練る


「断るのは当然やけど同じセリフじゃ
おもんないし…」


「ブッチするとか?」


「あかんあかん!
桑田らはどっかで見張ってるはずやから

最後の子とは長めに話させて桑田らに見に来させて私らの出番よ」


「あたしも出演せなあかん?」


「当たり前やん…清水もやで」


「まじ?!」


「当然やん!最後は裏ボス桑田との直接対決

でも拓海のぼんくらを傷つけへん様にせなあかんな!」


「うん」



5時間目の休み時間

拓海と清水くんが音楽室に来た…

準備室に鍵をかけて作戦の内容を確認する

「なんか〜この作戦は真理子ちゃんが仕向けてるって前提やけど…」


拓海は複雑な顔してる


「多分どれだけ拓海が自分の事を想ってるか試してるんじゃない?」


あたしは一応フォローをする

…(^-^;


「そっかぁ〜愛されてるってことか」


うん。さすが拓海♪
この切り替えの早さにびっくりやわ(笑)