『ゆっくりゆっくり
教えてやるよ』



「…っ…///」



渉くんは私の耳元で
低くて透き通る声で囁く



「……へ、変態///」


やっと出てきた言葉は
こんな言葉だった



『変態だよ?男だし
樹里より、ずっと大人だし』



「うっ…」



なにも言い返せない…


現に、渉くんが初めての彼氏だし…
って私が落ち込んでたら



『でも…俺、今
樹里に結構…ハマってる』



そう言って
ニコッと笑った