「はぁ〜!やっと終ったな!」


父親参観が終り

園庭を3人で駐車場に向かって歩く


「仕事忙しいのにごめんね。」


「まぁ確かに忙しかったな。けど銀星喜んでたし良かったよ♪」


そぉ言いながら私と桜汰君の間に居る銀星に笑顔を見せる


「ねぇ、これからまた仕事?」


「ううん、今日はオフ。」


お休みなんだ…

お礼にご飯でもって思って口を開きかけたけど
それを遮るように桜汰君が


「と、いうわけで、銀星どっか行きたいとこあるか?」


って銀星に聞いた

「ほんと!!どこでも!!」


「あぁ♪今日車あるしどこでもいいぞ。」


聞いた銀星は大喜びで跳び跳ねて桜汰君に抱き着いた


「ねぇ…大丈夫…」


「また心配する!!今日はオフだし車は明日事務所に返せは平気だよ。俺焼き芋の歌完璧だったでしょ?ご褒美にどっか行こ!!」


呆れたみたいに笑いながら冗談混じりにおねだりポーズをする


「ご褒美って…バカ…」


可愛い…

そぉ思ったけど素直に口に出来なくて反対側に顔を背けた