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雨、、止まないな、、


今朝、桜汰君が仕事に出掛けてからずっと降り続けてる雨



｢ﾏﾏぁ〜、ｵｳﾀいつかえるのぉ｣


｢う〜ん、今日は新しいﾄﾞﾗﾏの打ち合わせだって言ってたから…
夕方には帰るかな？｣


雨だから外にも遊びに行けない銀星は


つまらなそうにﾀﾝｹﾝｼﾞｬｰのﾋﾞﾃﾞｵを見てる



雨の日って、何でこんなに憂鬱なんだろう………


最近、次の仕事が始まるまで桜汰君がいたせいか


居ない時間が寂しく感じてしまう



｢ねぇ、銀星？｣


｢なぁ〜に？｣


｢ﾏﾏと一緒に買い物行こうか、傘さして。｣



外の雨が窓ｶﾞﾗｽにぶつかって、ﾎﾟﾂﾎﾟﾂと音をたてる


雨だけど、桜汰君が大好きな肉じゃがを作ってあげたくて


｢ねっ？？行こｯ！｣


｢はぁ〜い♪｣


買い物へ行くことに決めた






財布を取り出して、銀星に水色のﾚｲﾝｺｰﾄを着せる


｢私は傘を持って、、、｣




玄関にある傘を取る



、、ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ………



扉を開こうとした時



ﾁｬｲﾑが鳴り響いた