やっと授かれた私とあの人の宝物──。


私の赤ちゃん。
待ち望んだ赤ちゃん。

この手で抱きしめたかった…
なのにどうして逝ってしまったの?

もう少し早く貴方の異変に気付けていたら貴方はまだ私のお腹に居てくれたのですか?

私は貴方に逢いたかったのに…
きちんとこの世に産んであげられなくてごめんなさい。

私じゃなかったら貴方は元気に産声をあげられていたかもしれないのに…

私のせいで…
ごめんね…私の赤ちゃん…