私 山瀬が好きなんだ

頭がぼぉーっとする。

考えただけで

顔があつい。

すき。

初恋。

大好きな

愛しい


彼。

「…って考えどころじゃないや!!!!早く済まさないと」

私はひんひんに冷えたジュースがあるところを見つけると


駆け寄り、いそいそと、財布から百円玉をだしおっちゃんに渡す。

「はい、ありがとねぇ」とジュースを渡されて

私は山瀬のところへ戻ろうとした。


とき…

「そこのぉねえちゃーん暇かぁい!?」

と若い兄ちゃんが

ナンパ口調でしゃべりかけてきた